2010年12月1日水曜日

再び古都へ(その1) 晩秋


申し込み制の拝観に運良く当選したので、再び古都へ一泊して紅葉鑑賞に行ってきました。11月27~28日

当選した世界遺産の寺は、自然を保つために入場制限してる皆様良くご存じのお寺です。寺の場所は元々聖徳太子の別荘地。1977年から一般拝観を制限。写経付きです。禅宗系 臨済宗。

古都の紅葉時期は、半端な観光客数ではないと聞いていたので、有名な寺院へは開門前に行き、交通の便が悪い地元の方ぐらいしか散策しない閑静と思われる処をチョイスして廻ることにしました。


しかしながら、この紅葉時期は何処も古都中が人だらけ。道路は渋滞と聞いてたので、電車で移動しましたが通勤ラッシュ並。
電車とタクシーを駆使し、ほぼ予定通りに、寺院堂+神社=14ヶ所 を巡りました。

   密教系 : 天台宗 3
    浄土系 : 浄土宗 2  浄土真宗 1
    禅宗系 : 曹洞宗 1  臨済宗 3
    http://turedurephot.blogspot.com/2010/11/blog-post_11.html

http://turedurephot.blogspot.com/2009/11/blog-post_5714.html に居住してた官僚兼実業家の奥さんが通ってた、西行 出家の寺等、数ヶ所に行って参りました。幼年期に、お母さんに連れられて、古都を散々見させられた様で、その際、日本の美の感性が養われたと思います。脳細胞が急激に分裂してる幼年時代の体験が奥深い感性を形作るものです。

力強い石組みと苔で構成された枯山水庭園で有名な岡山県出身の昭和の作庭家が作った、モダンな日本庭園を鑑賞するために、お寺と神社にも足を運びました。


西行が出家したお寺にて  (密教系 天台宗)

石仏は、古美術愛好家が大分の国東から
集めたとか。千体ほど有るそうです。

黄の紅葉に、赤の紅葉が散って乗ってました。



                                             石庭の欄干、南天の実 が光を浴びて。


竹林をバックに、紅葉が映えます。


古都の一つ一つの被写体に、歴史を感じます。
正に日本の情景。
4シリーズで、掲載します。