日本人の主食を栽培する重要な工程における作業が、この時期の前後、日本全国で行われてます。弥生時代(縄文時代説もあり) から、日本民族は米で種を保持するために、水田土木を始め種々の工夫をし農業技術を発達させて、お米の生産性と品質を向上させて参りました。
田植えは牛や馬が出来るような作業ではなく、今なら機械が有りますが、近年まで人力作業。重労働なため、楽しく仕事をこなすために、歌いながらやっていたのでしょう。音楽や演芸は、いつの時代でも労働意欲をかきたてます。何事も楽しくやらなければ、仕事の効率が上がらないってことですネ。
(^-^)
この候、花菖蒲 と 紫陽花が咲いてました。
【花菖蒲】
江戸時代のバブル期に品種改良が流行ったみたいで、 5千ほどの種類があるとか。目を奪われます。
昨年も名園で撮影しました。
【紫陽花】
雄しべ と 雌しべ が退化し、花びらっぽいのは「がく」のようです。「がく」の集まりが美しさを醸し出しているのですが、あえて ストロボを発光しマクロ撮影してみました。「藍色が集まったもの」というのが、名称の語源とのことですが、色鮮やかになるのは、もう少し先のようでした。
名園(その26)