2011年6月19日日曜日

名園(その10)梅雨の候


曇り時々雨。ぶらりと名園へ、カメラをぶら下げて行って参りました。
6月19日    花菖蒲が、見頃でした。


太陽は雲に閉ざされてましたが、一瞬薄雲になり形を見せました。


抽象的ですが、紫陽花です。見頃にはまだ早く、花が白でした。


撥水性ある蓮の葉上の水滴は、宝石の様です。


鷺でしょうか? 食事中でした。


花菖蒲は、大昔から品種改良が施され、5,000種ほどもある模様です。
本名園では、そんなに広くない湿地に、数多くの種類が咲いてました。

名園のパスポート期限が 7月一杯ですが
7月から駐車が有料になるため、そんなに行けないか?



2011年6月13日月曜日

この Weekend

6月11日 (My Birthday)
美の巨人たち & 日曜美術館のアートシーンで放映されてた、『五百羅漢図』 を観に行ってきました。羅漢とは、阿羅漢の略で、最高の悟りに達した聖者。
http://www.muian.com/muian12/muian12.htm
幕末の絵師 狩野一信が亡くなるまで、10年の歳月をかけて描きあげた、芝 増上寺の秘蔵です。1幅に5人ずつ100幅の大作。
96幅を描きあげ、48歳で病死。残りは妻と弟子が下絵を補って完成させたらしい。

岡山県出身の浄土宗 法然上人 生誕800年を記念して、京都を中心に今年種々の催し物が施されるみたいですが、この展覧会もその一つ。
100幅が一斉に展示されるのは、始めてみたいです。

ストーリー性があり、バランスの取れた構図。緻密で細部に渡り繊細に画かれた絵は感動ものでした。名門、狩野の名を与えられたことに納得です。
この絵は、水墨画をベースに淡く色付けされてるわけですが、11幅 向って左の地獄絵図は圧巻です。繊細に画かれた絵に上から一気に霞んだ墨で画かれた風の表現力に感嘆。多分大きな筆で画かれたともの思われます。
また、幕末に西洋からもたらされた遠近法を用て画いてる落ち着きある25幅 向って右の絵に、吸い込まれてしまいました。

2時間ほどが、あっという間に過ぎてしまいました。
しかし、お江戸は人多し。

by iPhone

翌日 6月12日
6月19日までの高速道 千円終了前に、再び大橋を渡り日本列島で四番目に大きな島へ。

前日の日本画とは、打って変わり洋画の名作を観に。とは言っても、本物を完全コピーした陶板画です。
世界25ヶ国、190余もの美術館に保管されてる約1,000もの絵画をこの一つの美術館で観る事が出来ます。皮膚薬 や 栄養ドリンクに認められてない炭酸飲料 などの利益で建設されたと思われる美術館です。
http://turedurephot.blogspot.com/2010/08/blog-post_8898.html での島の美術館と同様、丘をくり抜いた地中にあります。延床面積は、国立新美術館に次いで日本第2位。

日本では、唯一撮影が可能な美術館だと思います。なおかつ、作品に触れることも出来ます。大好きなフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』に、タッチして記念写真を撮りました。もちろん、ルーブルと同様に、『モナリザ』とも一緒に写真を撮りました。

ご存知、レオナルドヴィンチの『最後の晩餐』です。本物と同じ大きさの絵が、対面同しに修復前と修復後(女性が22年かけて1999年に完成)が展示され対比できるため、修復ヶ所が直ぐに分かります。
これらのレプリカは見た目には本物と見分けが付きませんが、陶板は最大3m×1m しか焼けないため、大きな絵は残念ながら継ぎ目が付いてしまいます。

そして最後は、今回の目的である渦潮を干潮の時間に合わせて、
雨の中、最も高額運賃(2,200円/人)の船で観ましたが、いまいち。

大雨の中、ワイパーを全開して、帰路に着きました。

最近、気に入った写真が撮れずスランプぎみか。
Blog は文字だらけ。タイトル”徒然ふぉと” から離れて行ってるようで、いと寂しきことなり。