2011年2月6日日曜日

天守

天守閣は安土桃山時代から創建された軍事要塞ですが、明治の廃城令で取り壊され、更に太平洋戦争の空爆で破壊されたため、稀少な建造物です。

戦後、主な城が鉄筋コンクリートで再建されましたが、江戸時代以前に建てられた城は、地方に僅かに残ってるにすぎません。
調べてみると、12重要文化財、うち4つの国宝。

その国宝の中で、最も古いと言われてる天守閣での写真です。
2月5日






城下の町並みが保全されてました。左下がお城。


信長の叔父さんが、この地に居城したのが最初らしく、江戸時代からは藩の筆頭家老家が代々城主を世襲して来ました。しかも、廃藩置県の際に、この家が個人保有して、ずっとメンテナンスして来た、唯一の民間所有の天守閣でした。ほんの数年前に、やっと財団化されたようです。



"天守" に "閣" が付いたのは、明治以降とのことです。元々、天守と言う名称は宗教色が強く、仏教や基督教からの影響みたいです。

最近、お城
ブームなのか、 http://www.nhk.or.jp/shumi/wagoku/ のTV放映で、有名な城の鑑賞方法を解説してたりしてます。

現在修復中の世界遺産 国宝天守閣は、3月末より足場の上から修復状況の見学が出来るみたいですので、是非行ってみたいと思ってます。