2012年1月9日月曜日

名園(その18) 水泉動の頃

1年を4等分して 四季。
四季の1つを6等分して 二十四節気。
二十四節気の1つをさらに3等分すると 七十二候(しちじゅうにこう) 
と言うそうで、72の難しい名称が付けられてます。

その七十二候の 水泉動 (しみずあたたかをふくむ) 

 え~と? 「地中で凍った泉が動き始める」
頃の 間近、即ち「小寒」が過ぎた頃に、
早朝の名園へ三日連続で行ってみました。1月7-9日


【霜】
日向では、すぐに姿を消してしまいます。
8時の開園後、1時間くらいの命。

 

 
稲刈りの後

 

【湯気】
名園は川の中州にあり、川の水を引き込んでいます。
早朝は低気温のため、外気より暖かな水は蒸発します。

 

 

【日向ぼっこ】
江戸時代、お殿様が名園に来た時の居間の縁側で、のんびりしてました。
一般の人は立ち入り禁止なので、羨ましい限りです。


【小寒の太陽】
晴れてましたが、湿度が低いせいか、寒かったです。

 


三日目は気温が高く、「小寒」特有の光景に出会えなかったので、
投扇興(とうせんきょう) の体験会に参加しました。
開いた扇子を投げて、駒を倒すお座敷での対戦ゲームです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは(o^^o)。

冬らしい、光景を撮られましたね。
5枚目の写真、いい雰囲気ですね。
日差しが差し込み、冷えた地面が温められ、蒸気が発生しているのでしょうね。
冷えこんだ早朝だったようですね。

まぁちゃん

GIKEI さんのコメント...

まぁちゃん さん

sensitiveで鋭い感性、恐れ入ります。
この写真のテーマのきっかけが、まさにご指摘の湯気が立った 水車でした。

本名園のスタッフさんのBlogで知って、撮影に行ったわけですが、撮った写真に納得いかず三日間、通い詰めてしまいました。

日が差し込んだ美しい光景にめぐまれたのですが、どうもフレーミングや光の具合がしっくりこなかったので、レンズを変えたり絞りを変え、何十枚も撮影しました。構図が落ち着かなかったのは、風景が斜めになってたので、カメラを傾けて水平の構図にして、シャッターを切りました。