2011年5月22日日曜日

日本4番目の島_小紀行

地球規模から見ると、日本列島は主要四島から構成されてるわけですが、四つのなかで最も小さな島へ行って参りました。世界 第50位の大きさの島です。
6月一杯で休日高速ETC 千円が終りそうです。この制度が終ると三倍位の通行料を取られる大橋を渡り、上陸しました。5月21日   
プライベートで行くのは、http://turedurephot.blogspot.com/2010/08/2010.html 以来でした。少々ながら写真は撮ったのですが、気に入ったのが非常に少ないので、京紀行 http://turedurephot.blogspot.com/2011/05/1-430.html と同様、三ヶ所の観光地をダラダラと文字にて投稿します。


◆先ずは、今回の主目的、石の芸術家の予約制美術館。芸術家は日本人の父親が米国へ行った際に、米国の母との間に生まれました。このお母さんの壮絶な人生を描いた映画が、昨年放映されてたので、レンタルビデオを見てから美術館へ行こうとしましたが、7月からレンタル開始。・・・・・残念。

美術館受付(何の花か? 枯れた花びらに趣がありました)
入館料 お一人様二千百円也、「高い!」が第一印象。しかし、高学歴そうな説明員の方が率いる、欧米人を含んで二十余名の見学者の一員として庭園美術館に入園すると、それはそれは良く整備されてて料金に満足しました。

この美術館は、元々
棚田だった所を Landscape architecture して、アトリエと住宅にしたとのことですこの地域は、日本でトップクラス ブランド墓石の産地なので、その石を使うためこの地にアトリエを構えたと思ってたら、有名な作品の石はスウェーデンやブラジル等から持ち込まれたものでした。
石垣の塀の中にある百五十余りの作品は、さすがに いずれも感動ものでした。アトリエや住居の建物は、古い日本木造の酒屋や武家屋敷を移設したようです。

芸術家の活動本拠地はNY。ここ日本での創作は、主に春と秋に年3~4ヶ月程だったようです。日本独自だと思うのですが、庭園美術館内は全面的に撮影禁止のため、内部の作品の写真はありません。


◆二つ目は、源平の戦いで有名な台形状の島へ。 源平合戦の終焉地と一文字目の漢字が、「つちへん」か「きへん」の違いだけで、同じ読み名の地名があり紛らわしい。

また、島とはいうものの海峡を埋めたてて、幅10mほどの川状になってるので、島と言うより半島ぽい島です。いざ島へ、この10m程の橋を渡り上陸。まずは、昼食で、この県特産のうどんを。実は朝も大橋のPAでうどんを食べたので、うどん尽くめ。しこしこ とした麺が大好物です。お土産でも購入。

標高300m弱の平らな頂上に観光名所が有るわけですが、頂上までは自動車専用道路でしか登れず往復610円。しかし、駐車場料金も込みなので お得感あり。


さあ観光と言うことで車を降りると、時折お願いしてるボランティア・ガイドを発見。しかし、無料ガイド時間を確認すると、ほんの10分前にスタートしたばかり。残念と思ってたらたら、メタボ系のおじさんから、『暇なんで案内します。』と声をかけられ、ガイドして頂くことにしました。リタイヤ後、健康増進のため、3ヶ所のボランティア・ガイドをやってるとのことでした。

先ずは、中国から日本へ仏教を伝えるべく数回チャレンジして、失明までして日本にやって来た僧が設立したと言われてるお寺へ。本堂を含め種々の重要文化財があり、仏像等は有料宝物館に有るわけですが、抹茶を頂いての休憩途中にガイドさんの顔で見せて頂きました。また、納札箱で、金のお札を発見。運が付いてるような。
この寺の守護神は狸でして、佐渡、淡路と共に日本三名狸だそうです。ガイドさんも自称、狸とのことでしたが体型は正に、性格は定かではありません。

また、この地は、その昔クーデターを起こして政権を奪回した皇子が百済を助ける為に朝鮮に兵を送って敗北した後、天皇になってから唐の攻撃を恐れて山城を築いた場所でもあります。山城の再建計画はあるようですが、なかなか進まないようです。


2時間程、ボランティア・ガイドさんの説明に陶酔し、記念写真だけで Blogの写真を撮影するのを忘れてしまいました。 (~_~;)


◆三番目は、日本三大名園には入ってないのですが、文部科学大臣に日本の特別名勝に認定され、仏国のタイヤメーカーの観光ガイドで三つ星の観光地に選ばれてる日本庭園です。特別名勝に選ばれてる庭としては、最大の広さの庭園らしく、6つの池に15もの橋が架かってます。また、木が多く植えられており、特にやたら松が多く 丁寧に剪定されてました。


このBlogでシリーズ化してる名園と比べると相当込み入ってるので、メンテナンス経費が結構掛かりそうです。いつもの名園と同様に団塊世代の方々のカメラグループが三脚等重たそうな機材を抱え撮影会をやってました。

入園時にモデルコースを記したMapを頂きましたが、結局コースから外れ、二割程しか鑑賞出来なかったのですが、主な Landscape は観れたのではないかと思ってます。


本庭園で、最も高い所に有る鑑賞場所で『小学校の教科書には、三大名園より美しい庭園であると記載されてる。』 との看板がありました。何処でもやはり、地元の物が必ず優位になってしまうものです。
本庭園の駐車場は有料なので、一時間ちょいの見学で帰宅の途に就きました。

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